奈良時代(770年)称徳天皇の名で藤原仲麻呂の乱の平定と戦没者の冥福を
祈るため、南都七大寺等十大寺に分納されました。
この中に、世界最古の印刷物「無垢浄光陀羅尼経」という経文が
収められていました。
諸大寺の百萬塔は、その後の戦乱などにより消滅し、
今日では法隆寺に一部が遺存するのみです。